果物を食べながらこちらをじっと見つめるサル。
場所は住宅地にほど近い建物のすぐ裏。
よく見ると首輪を付けているのが分かります。
サルが出没したのは広島県の西部、廿日市市の大野地区です。
警察によりますと25日からサルに関する通報が相次いでいました。
廿日市市によりますと今までにサルにかまれるなどして3人がけがをしています。
サルに襲われた人「廊下のところの戸を開てのぞいたらサルここに居たんですよ。戸を開けた途端にガリっとやられた」
80代の女性はサルに引っかかれ手の甲を10針をぬう大けがをしました。
サルに襲われた人「外に出られない。1日でも早く捕まえてもらって」
近くのデイサービス施設では…
障害福祉サービス事業所パザパ木村真由美さん
「(初めてサルを目撃したのは)先週の土曜日の夕方です。ここまで来たので。きのうからずっとここをウロウロしていて」
人に慣れているのかサルはカメラの前にも度々姿を現します。
市や猟友会らがエサでおびき寄せるなどして必死の捕獲作業を行い…。
和田萌花「捕獲作業が行われていましたが午後3時ごろようやく捕獲されました」
麻酔の影響かサルは檻の中で少しぐったりしている様子…
付近の住人「安心ですよもう戸は叩くは…」
警察が調べたところ登録はなく廿日市市は野生のサルと判断して山へ帰す予定だということです。