広島ホームテレビ

西区で８０代の夫婦の住宅に火をつけ、現金約２６００万円を奪った疑いで逮捕された男が、食事をしている隙に睡眠作用のある薬物を混入させた可能性があることがわかりました。

容疑者の男（２９）は７月、西区の住宅で８０代の夫婦に睡眠作用のある薬物を飲ませて意識がもうろうとした状態にさせたうえ、住宅に火をつけて約２６００万円を奪ったなどの疑いがもたれています。

捜査関係者への取材で３人は直前に住宅内で食事をしていて、容疑者の男が隙を見て薬物を混入させた可能性があることがわかりました。

容疑者の男は当時営業職で、夫婦はその顧客でした。

警察の調べに対し「今は何も話したくありません」と話しています。

警察は単独の計画的な犯行とみて動機などを調べています。