ドナルド・トランプ氏に心から祝意を表します。
ロシアのウクライナ侵略の長期化や中東地域の紛争の拡大など、核軍縮を取り巻く国際情勢が非常に厳しい中、先月、日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を授賞することが決定しました。
このことは、核兵器を巡る現状への強い危機感の表れと同時に、被爆者の切なる核兵器廃絶の願いが、世界で共感を得ている結果だと考えています。
トランプ氏には、こうした国際世論も踏まえ、是非とも、核超大国として、率先して、核軍縮及び核兵器廃絶を一歩でも前進させるよう、国際社会においてリーダーシップを発揮し、模範となるべき行動をとっていただくよう期待しています。
そして、できるだけ早い時期に、広島を訪問していただき、被爆の実相に触れ、核兵器の非人道性について理解を深めていただくとともに、世界に向けて力強い平和のメッセージを発信していただきたいと切に願っております。