西区で起きた道路の陥没事故について、広島市の松井市長は下水道や水道などのライフラインの仮復旧が完了したと明らかにしました。
9月、広島市が行う雨水管工事が原因で発生した陥没事故では32世帯59人が今も避難生活を送っています。
広島市は周辺地域のライフラインの仮復旧が完了したとした上で建物調査で9棟が危険、3棟が要注意判定とされた居住者にむけて賃貸住宅への加入など進めるとしています。
松井一実市長「市営住宅など18世帯の方々はまだまだ仮の住まいの状況ですから対策をしっかりと可能な限り早急に講じていきたい」
工事の再開スケジュールは未定で、事故原因などの調査のため専門家による検討委員会の初会合を今月下旬に行う予定だということです。