広島県福山市で11日、おせち料理などに使われるクワイの出荷が始まりました。
大きな芽が出ることから縁起の良い食材としておせち料理などで使われるクワイ。
福山市内の集荷場では5人の検査員がサイズや色合いを確認し、合格した約1130kgが初出荷されました。
記録的な猛暑に加え雨も少ないなど不安材料が多かったものの、水量の管理を徹底したことで品質はまずまずだということです。
福山くわい出荷組合 喜多村眞次組合長「立派なクワイができていると思う。おせちの時には特に購入していただいて食事していただきたいと思っています」
出荷作業は12月21日まで行われ、去年並みの約115tが県内のほか東京や大阪などへ出荷されます。