崩落などの危険性が指摘されている安佐南区の盛り土について、広島市が排水対策工事を行う方向で調整に入ったことが分かりました。
安佐南区にある盛り土には産廃処理場の一部が拡張していて、崩落の危険性があると県が指摘していました。
県は盛り土の5カ所でボーリング調査をするなど構造や地下水の状況を調べてきましたが、複数の関係者によると崩落防止のための工事が必要という方針を固めたということです。
これを受け広島市が盛土内部の排水工事を行う方向で調整に入ったことが分かりました。年度内に設計し工事は来年度以降となる見通しです。
県と市は17日に地元の説明会を開く予定で、内容について説明するとみられています。