本郷産廃処分場訴訟 県「設置許可は間違っていない」 広島

広島

三原市の産業廃棄物処分場を巡る控訴審で、県側が「設置許可は間違っていなかった」と主張しました。

三原市と竹原市の住民12人は水源の汚染を懸念し、県に本郷処分場の設置許可取り消しを求めています。

排水が流れ込む川の水質が環境基準を超えたため、今年は作付けを断念した米農家もいるということです。

15日の裁判で県側は「設置許可は間違っていなかった」「現状の問題は適正に指導している」などと主張しました。

原告の1人 竹之内昇さん「みなさんが(農業を)辞めていかれるのは個人的な理由だろうと腹立たしく思いました」

次回の裁判は来年1月17日に行われる予定です。