崩落などの危険性が指摘されている、広島市安佐南区の盛り土について、県や広島市は排水対策などが必要と説明しました。
広島市安佐南区の産廃処理場にある盛り土は、一部が崩落の危険性があると指摘されていて、広島県は2023年9月から構造や地下水の状況などを調査していました。
住民説明会で県は、盛り土内に4分の1以上水が溜まり大きな地震が起きると崩落の可能性があるため、速やかに排水し、表面浸食が確認される場所の復旧対策が必要と説明しました。
住民からは、対策スケジュールを明確にしてほしいといった意見が相次ぎました。
住民の女性
「みなさん言いたいことはいっぱいあると思う。きょうはその中の少しだけ発言された。」
排水工事などは2025年度以降になる見通しです。