県内でインフルエンザ“流行入り” 過去10年で3番目の早さ 広島

広島

21日、県はインフルエンザが今シーズンの流行に入ったことを発表しました。

県内116の医療機関で実施されている調査によりますと、今月17日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は前の週から119人増え205人となりました。

1医療機関当たりの患者数は1.77人と流行の目安となる1人を超えたことから、県は今シーズンのインフルエンザが流行に入ったと発表しました。

この時期の流行入りは去年と2019年に続き過去10年間で3番目に早いということです。

広島市も20日に流行入りを発表しています。

県は手洗いやうがいなど基本的な感染対策のほか、特に重症化する恐れのある高齢者などにはワクチンの接種を呼びかけています。