雪のシーズンに飛行機も備えます。本格的な冬を前に飛行機に特殊な液体を吹きかけ安全に飛べるようにする作業が公開されました。
広島空港で公開された航空機に雪や氷などを積もりにくくする防除雪氷作業です。
翼に少しでも雪や氷、霜が付くと空気抵抗が大きくなり運航に支障をきたすため、出発直前に凍りにくい液体を吹きかけます。
日本航空では今まで透明の液体を使用していましたが、作業を終えた箇所が分かりやすいよう今シーズン食紅を混ぜた2色を導入します。
JALエンジニアリング 広島空港整備事業所 世羅明夫アシスタントマネージャー「冬の安全を守るためには大事な作業だと思っています。安心安全なJALの飛行機にぜひご搭乗いただけることをお待ちしています」
広島空港ではこれまでに防除雪氷作業が不十分だったことが原因でトラブルにつながったことはないということです。