ノーベル平和賞の授賞式に向かう被爆者らが、出発前最後となる核兵器禁止条約への参加を求める署名活動を行いました。
中区の平和公園では2つの県被団協など被爆者7団体が集まり、政府へ核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名を呼びかけました。
活動には日本被団協の箕牧智之代表委員や田中聰司代表理事ら、来月ノルウェー・オスロで開かれるノーベル平和賞の授賞式に向かう被爆者も参加し、核をめぐる世界の動向に危機感を示したうえで授賞式への意気込みを語りました。
日本被団協 田中聰司代表理事「いまは受賞の喜びに浸っている場合じゃない。危機感を共有し、戦争を止め、核兵器を使わせない活動を強めていく契機にしたい」
集まった83人の署名は石破総理宛てに提出されるということです。