大規模買収事件を巡り有罪判決を受けていた県議に対し、最高裁が上告を棄却しました。
県議の渡辺典子被告(40)は、2019年の参院選で河井元大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として現金10万円を受け取った罪に問われています。
最高裁は19日、罰金10万円追徴金10万円の判決を不服とした渡辺被告の上告を棄却する決定をしました。
渡辺被告は最高裁に対し異議申し立てをする方針です。
渡辺被告は判決が確定すると5年間公民権が停止されるため議員を失職することになります。