ハッピーな乗車券として名付けられたPASPY。アストラムラインでは今月末で利用終了となります。今後の対応をまとめました。
若森明日香記者「広島市内などを移動するのによく使用するこちらのPASPYアストラムラインでは12月1日で使用できなくなります」
20代男性「定期なので定期が切れたのが先月くらいなので先月(ICOCAに)変えました。今のところ(使い勝手)特段変わらず」
70代女性「主人が今パスピーを使っているのでなんか残念そうに言ってますけどしょうがないですよね。いろいろあるでしょうからね制約が」
70代女性「(利用終了を)娘から聞いたかな。11月末までなので娘に(交通系ICカード)買ってきてもらおうかなと思います」
PASPYは来年3月末でサービスが終了。アストラムラインでは先行して今月末に利用を含めたすべてのサービスが終了となります。
アストラムライン運輸部 中村広和営業課長「12月に入りまして3月にかけて自動改札機自動券売機こちらの更新をさせていただきます。一晩ではどう
してもできませんので少しずつ準備をいたしまして取り換えをさせていただく」
PASPYは2008年にバスカードを引き継ぐ形でスタートしました。
バスや電車など県内の交通事業者30社で利用することができて運賃の10%割引などといったサービスも。アストラムラインではこれまでにおよそ34万枚発行してきました。
しかし、読み取り機器の更新に膨大な費用がかかるなどシステムの維持が困難になってきました。
そこで、広島電鉄は9月から二次元コードを読み取り乗り降りするモビリーデイズを開始しています。
70代女性「分かりづらいです、シンプルな方がいいんですよね。これに乗る時はこれこれに乗る時はこれっていうのはねでもそうしないと乗れないなら考えます」
アストラムライン運輸部 中村広和営業課長「ICカードでありますとかいろいろな媒体いろいろな使い方がありますけれども、12月1日からはイコカ他交通系ICカードのご利用のみとなりますのでお早めご用意をお願いいたします」