タクシー強盗などの罪に問われた男に、懲役５年の判決が言い渡されました。
男（４１）は６月、広島市東区の路上に停車したタクシーの車内で運転手の首元にはさみを突き付けて１万２千円を奪い取るなどし、強盗後にカラオケ店で無銭飲食をしたほか盗んだ自転車でひったくりをした罪に問われています。
広島地裁は２６日、「はさみを首元に突き付けるのは相当危険な犯行。犯行で得た現金の多くをパチンコで使い果たすなど自己の欲求を優先する意思決定には強い非難が向けられる」などと指摘し、懲役５年の判決を言い渡しました。