自身が経営する飲食店で電子決済機能「メルペイ」を不正に利用し振込を代行する会社から架空の飲食代金を入金させたとしてベトナム国籍の男が再逮捕されました。
埼玉県のアルバイトでベトナム国籍の男(42)は共謀して去年12月から今年1月までの間、都内にある当時、自身が経営していた飲食店で、電子決済機能「メルペイ」を他人になりすまして不正に利用し、振込代行会社から架空の飲食代金として約22万9千円を入金させた疑いなどが持たれています。
警察によりますとスマートフォンには男らが不正に入手した他人名義(12人分)のSIMカードが挿入されていました。
調べに対し男は「やっていない」と容疑を否認しています。
男が経営する飲食店には去年9月から今年5月までの間に「メルペイ」の振込代行会社から約4500万円が振り込まれていて警察はこのうちの一部が不正に入金されたものとみて捜査しています。
この事件をめぐっては不正に入手したスマートフォンを転売して利益を得る外国人グループの指示役の男がすでに逮捕・起訴されていて今回逮捕された男もこのグループの1人とみられています。