今年も1カ月を切りました。
広島の食文化を全国に広めようと「紅白歌合戦」ならぬあるイベントが行われました。
矢田息吹記者
「こちらにはズラーっと広島の『おいしい』食材を使った料理が並んでいます」
広島市南区で開かれたのは歌合戦ならぬ紅白“食”合戦!
観光協会やホテルなど広島県内9地域の10チームが自慢の「推し食」を持ち寄って競います。
審査員はテレビ番組でも知られるフランス料理の第一人者坂井宏行シェフ日本料理・喜多丘店主の北岡三千男さん
そして湯崎県知事の3人です。
司会
「瀬戸内さかな推し対決!」
まずは紅組!呉市代表の「呉おこぜ」!
ちょっとコワモテですが上品な甘味のある白身が特徴です。
対する白組は大竹市代表!
お寿司で勝負します!
阿多田島でとれた「ハマチ」と老舗の酢を使った至極の一品です。
日本料理北岡三千男さん
「両方とも素材が活かされていておいしい。ハマチの方はかなり技術が加わっていて他にない料理」
続いての対決!
紅組からは安芸太田町代表の漬物と焼きそばを組み合わせたなんとも斬新なB級グルメが登場。
対する白組は坂町代表のかき飯!
地元で水揚げされたカキとイリコやサバなどの魚介出汁のうまみが絶妙にマッチした一品です。
坂井シェフ
「かきご飯は完璧だと思います」
「おこげが入っているところが俺の大好物。俺の好み知ってたんじゃないの!?」
全5試合が終了、結果は?
司会
「勝ったのは…紅組!」
湯崎知事
「どれもおいしくてあらためて広島には色んなおいしいものがありますし食の宝庫であると県民の皆さんにももう一回感じていただいてさらに全国・世界の皆さんに感じていただきたい」
このイベントは来年春にも行われる予定です。