匿名流動型犯罪グループのメンバーら6人が恐喝の疑いで逮捕された事件で、検察はこのうち5人を不起訴処分にしました。
福山市を中心に活動する匿名流動型犯罪グループ「阿修羅」メンバーの男(24)ら6人は6月、福山市で10代の男性らに借用書を書かせたうえで41万5千円を脅しとった疑いで逮捕されました。
広島地検福山支部は先月29日、6人のうち3人を「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として、6人のうち2人を「情状全般を考慮した」として、それぞれ不起訴処分にしました。
「阿修羅」メンバーの男(24)は、先月7日付けで暴力団組員の男2人とともに、すでに起訴されています。