ユネスコ=国連教育科学文化機関は日本の「伝統的酒造り」を「無形文化遺産」に登録することを決めました。
南米のパラグアイで開催されているユネスコ政府間委員会で4日、日本酒や焼酎、泡盛など「伝統的酒造り」が「無形文化遺産」に登録されることが決定しました。
「伝統的酒造り」は穀物を原料とする伝統的なこうじ菌を使い、杜氏らが手作業のわざとして築いてきた技術です。
県内の清酒の消費量は2022年8855キロリットルと5年前に比べて2割ほど減っていて、国内では減少傾向が続いています。
日本三大酒どころの一つ東広島市西条地区の酒造協会では無形文化遺産への登録をきっかけに関心が集まり、消費拡大につながればと話しています。