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岸田前総理が代表を務める自民党の支部が去年、助成金を不正受給した企業から寄付を受け取っていたことが分かりました。

収支報告書によりますと、岸田前総理が代表を務める自民党広島県第一選挙区支部は去年、雇用調整助成金を不正受給した廿日市市の企業から６月と１２月にあわせて１２万円の寄付を受け取っていました。

この企業はコロナ禍に休業していないにも関わらずウソの書類を作り、約２７００万円を不正受給したとして去年３月、広島労働局が公表していて不正に受給した金額はすでに返還しているということです。

岸田前総理の事務所は不正受給は知らなかったとした上で、昨年分の１２万円と今年分の６万円を返金するとしています。