島根原発2号機再稼働に住民団体が抗議活動

広島

7日に稼働した中国電力の島根原発2号機について
再稼働に反対する住民団体などが抗議活動を行いました。

9日、中国電力本社前には、7日およそ13年ぶりに再稼働した島根原発2号機について
再稼働に反対する「島根再稼働止めよう広島連絡会」などのメンバーが「再稼働するな」などと書かれたプラカードを掲げ抗議活動を繰り広げました。

また、事故時の避難計画が不十分、核燃料サイクルの再処理工場の稼働が見通せないなど、5つの項目をあげた再稼働に抗議する声明文を中国電力の職員に手渡しました。

■上関原発止めよう!広島ネットワーク・溝田 一成 共同代表は
(再処理工場の稼働が見通せない中)使用済み核燃料は、どうしてもたまっていくので原発を動かしてはならない。

島根原発2号機は、全国で唯一県庁所在地にあり、2011年に事故を起こした福島第一原発と同じ「沸騰水型」の原発です。
事故後、同タイプの原発が再稼働するのは、女川原発2号機に続き2例目となります。
12月中に発送電を開始し、来年1月上旬の営業運転再開を目指しているということです。