広島県警が昨年度の国の補助金を受け取る会計手続きを誤ったため受け取れなくなり、今年度の交通安全施設の整備などに影響が出ることがわかりました。
県警によりますと国の補助金を受け取る手続きについて、期限を誤って認識していたため4月末の期限までに終えることができず、補助金約2億6千万円を受け取れなくなりました。
昨年度の不足分には警察庁の留保財源と今年度の補助金の一部約3千700万円をあてたということです。
不足分を補うことに使われた補助金約3千700万円は交通安全施設の整備などに使用されるもので、設備の更新などが延期されるなど影響があるということです。
県警は作業期限の一覧表などを作成するなど再発防止策を講じるということです。