被爆の実相を後世に伝えようと高校生が描いた「原爆の絵」の展示会で、生徒による作品解説が行われました。
原爆の絵画展には基町高校の生徒が被爆者の証言をもとに制作した絵画約40点が展示されています。制作した創造表現コースの生徒6人が絵に込めた想いなど語り、被爆者らが真剣に耳を傾けました。
基町高校3年 持田杏樹さん「『原爆怖い』という状況から一歩前に進んでいくそういったステップにこの絵がきっかけとしてなってほしい」
絵を描いてもらった被爆者 迫田勲さん「この絵はずっと残ってくれるということで私の記憶、私の分身です。このような機会を与えていただいて感謝しております持田さん本当にありがとう」
原爆の絵画展は広島国際会議場で24日まで開かれています。