西区強盗殺人未遂など3事件…“ルフィ事件”実行役に無期懲役

広島

「ルフィ」などと名乗る指示役による強盗事件で、実行役として起訴された男に無期懲役の判決が言い渡されました。

被告の男(26)はおととし12月、仲間と共に西区小河内町の店舗兼住宅に押し入り、親子3人にけがをさせ現金や腕時計など約2700万円を奪った罪に問われたほか、東京・狛江市で起きた強盗致死事件など、合わせて3つの事件で起訴されています。

16日の判決で東京地裁立川支部は広島の事件について「通報を阻止するなど重要な役割を担った」「暴行を加えた男との間に差があるとしても十分に責任が重い」などと指摘し、被告に求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。