広島県東広島市で自動運転バスの実証実験が行われました。信号機を通過するか停止するかの判断も自動で行います。
自動運転バスの実証実験は広島大学とJR西条駅間の公道で行われます。
2度目の実験となる今回の検証メニューは3つ。市街地で大量輸送を可能にするためバス2台の隊列走行の実施。信号機を通過するか停止するかの判断を自動で行う。人工衛星の位置情報が不安定になる高架下は作成した3Dマップとセンサーで推測して通る。
永松雄輔記者「高架下が見えてきました。スムーズにくぐりぬけることができるでしょうか…はい、今、無事に通り抜けました」
続いては信号です。すると、バスは青信号で停車しました…
JR西日本担当者「青が残り1秒で青で停まったように見えましたが、黄色に変わるタイミングだったので停車しました」
停車したのは信号と連携し、すぐに変わることを認識していたからです。
JR西日本イノベーション本部 吉田昇平さん「安全運転をどこまで機械の方で100パーセント担保できるかトライしていきたい」
東広島市とJR西日本は2027年度中の自動運転バスの認可取得をめざしています。
JR西条駅から広島大学までを往復する試乗会は1月8日から実施されます。