広島市西区の道路陥没事故で被害を受けた福山通運の事務所について解体の方向で調整が進んでいることがわかりました。
9月に広島市西区福島町で起こった道路陥没事故では現場から半径50m以内の建物で立ち入りの危険度判定調査が行われ、12棟が「危険」または「要注意」と判定されています。
「危険」判定を受けていた福山通運の事務所について広島市と工事を受注した共同企業体は早ければ年明けにも解体に着手する方向で調整しているということです。
広島市は2棟の市営住宅もすでに解体する方針を固めていますが、「危険」・「要注意」の判定を受けたすべての建物について、持ち主に解体か改修かの意向を聞いているということです。