運転者の身代わり報告など…呉市消防局で懲戒処分相次ぐ

広島

呉市消防局は手当の不正受給と運転者の身代わり報告で懲戒処分したことを明らかにしました。

呉市消防局の50代課長職の男性は、決まっていた勤務に従わず自らが勤務したことなどから本来支給されない夜間勤務手当など約240万円が11人に支給されたなどとして減給処分となりました。この事案に関係したほかの職員2人も減給や戒告処分とし、不正に支給された全額は返還される予定だということです。

また、救急出動中に物に接触し免許不携帯だったため、他の隊員が身代わりとなり警察や消防にうその届け出をしたとして3人が戒告処分を受けています。

澤田信一消防長は「公務員としての自覚を促すとともに市民の信頼回復に取り組んでまいります」とコメントしています。