10月の衆院選で一票に格差があり憲法違反だとして選挙無効を訴える裁判が行われました。
原告で弁護士の3人は10月の衆院選について選挙区によって、選挙権の価値が不平等なのは、憲法違反だとして県選挙管理委員会を相手に広島1区と2区の選挙を無効にするよう求めています。
25日の裁判で被告側は「格差が2倍以上の選挙区も10にとどまっていることから憲法の投票価値の平等に反する状態ではない」と主張しました。
■原告・石井誠一郎弁護士
「区切りをした根拠は何なのか、都道府県ごとに定数を配分したことに合理性があるのかという観点で主張しています」
判決は来年2月12日に言い渡される予定です。