25日、広島港を運行するクルーズ船「銀河」が、昨夜の運航を終えて40年間の歴史に幕を下ろしました。
広島港を拠点としてるクルーズ船銀河は、1984年から広島と宮島の間を運航しています。
銀河を利用した人は、世界中から延べ100万人のぼっていますが、コロナの影響による団体利用客の減少や、部品調達が困難となったことなどによって40年の歴史に終止符を打つこととなりました。
最後の運行となったきのうは、家族連れなど銀河ファンおよそ70人が船に乗り込み、1階から3階まで満席となりました。
■利用客はー
「この船で出会って、この船で結婚式をやって両家顔合わせをして全部思い出がここにつまっています」
「とっても寂しくて泣きそうです。食事がおいしい。スタッフの人がとても親切で中もとてもきれいでした。」
最後のクルーズは約2時間半。多くの乗客と思い出を乗せ、クルーズ船「銀河」は40年間の歴史に幕をおろしました。