年末年始の車のトラブルを未然に防ぐためプロが教えるポイントとは

広島

年末年始、帰省や旅行が増える前に、車のトラブルを未然に防ぐ対策をプロに聞いてきました。

若森記者
「今年の猛暑の影響でエアコンなど多く使った場合、あなたの車のバッテリー消耗を速めている可能性があります。」

JAF広島支部によると、2023年の年末年始に全国で出動した件数は8万6361件で12秒に1件の割合で出動。広島でも1692件のトラブルが発生し、そのうちの4割は「バッテリー上がり」なんです。

JAF広島支部ロードサービス隊広島基地 谷口智久班長
「まず最初に見ていただきたいのが水の量ですね。バッテリー液の量なのですが下側の線と上側の線この間に水が入っていれば大丈夫ということで、見にくければゆすってもらったりとかすると今この辺りにあるというのが分かるので。」

電力供給のバッテリー液が不足すると、エンジンをかけるための電圧が落ちてしまいます。その他バッテリー端子の緩み具合やバッテリーが膨らんでいないか確認が必要です。

このほか「雪」対策も重要です。

JAF広島支部ロードサービス隊広島基地 谷口智久班長
「目印があるところのこの延長線上にあります。中のマークこれが外の面と高さが同じになるとこのスタットレスタイアは冬タイアとしての使用の限界を迎えているということになりますので、もう早急に交換をお願いします。」

また降雪地域へ行く場合はタイヤチェーンや滑り止めの準備が必要です。

JAF広島支部ロードサービス隊広島基地 谷口智久班長
「予想外の長時間の渋滞にはまってしまって動かなくなってしまったりですとか出発前にガソリンは満タンにしていただくことをおすすめします。万全の状態で年末年始を過ごしてもらって車のトラブルを回避していただきたいなと思います。」