20日、呉市では正月の縁起物として欠かせない「葉つきミカン」の出荷が行われました。
呉市下蒲刈町の選果場に集められたのは正月の鏡餅やしめ飾りなどに使われる「葉つきミカン」です。
蒲刈地区は約150軒の農家が葉つきミカンを栽培する県内最大の産地です。農家やJAの職員たちが手際よく選別し箱詰めしていきます。
今年は猛暑や水不足の影響でこぶりですが、香りと甘味が強く食べてもおいしいみかんに育ったということです。
JAひろしま くれ選果場 當田卓也場長「縁起物として飾ってもらうのがメインなんですが食べてもいいので、見て楽しんで食べて楽しんでもらいたい」
今年はミカンの裏年にあたるため去年より5tほど少ないおよそ14tの出荷となっています。