被爆80年を迎える2025年の始まりに合わせ、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の箕牧智之代表委員が原爆慰霊碑を訪れ、決意を語りました。
「私たち被爆者は老体にむち打って核兵器廃絶を訴え続けていく覚悟です」
箕牧代表委員は34万人あまりの原爆犠牲者の御霊が眠る慰霊碑に献花し「核廃絶への近道はない。若い世代を含め、あきらめずに核廃絶を訴え続けてほしい」と話しました。
8日にはノーベル平和賞を受賞した日本被団協のメンバーとして石破総理と面会し、核廃絶への思いを伝えるということです。
「3月に行われる核兵器禁止条約(締約国会議に)少なくともオブザーバー参加ぐらいしてくださいと(総理に)強く訴えようと思っています」