広島市南区で、酒に酔った状態で車を足蹴りし傷つけた疑いで逮捕された広島県警本部の警察官について、広島地検は不起訴処分にしました。
県警本部刑事部の組織犯罪対策第一課に所属する巡査部長の男性は去年11月、広島市南区金屋町の自宅アパートの駐車場で他人の車を足蹴りし、車体後部1カ所に擦り傷をつけた疑いで逮捕されました。
県警によりますと、男性は勤務後広島市中区で県警本部の課員ら10数人と飲み会をしていて、呼気からはアルコールが検出されたということです。
男性は警察の調べに対し「間違いないと思います」と容疑を認めていました。
広島地検は12月26日、「情状全般を考慮した」として男性を不起訴処分にしました。