西区の道路陥没事故で傾いた建物の解体に向けた工事が始まっています。
去年9月に西区福島町で起きた道路陥没事故では、現場から半径50m以内の建物のうち9棟で立ち入りが「危険」と判定されています。
このうち福山通運の管理棟の解体工事が6日に始まり、9日は広島市職員や工事関係者60人が出席して作業の安全を願う催しが行われました。
広島市は傾いた2棟の市営住宅についても解体する方針を固め、重機を使った本格的な作業を今月下旬ごろから予定しているということです。
現場では解体工事と同時に下水道管の復旧工事も始まっていて、どちらも7月末ごろには完了する予定です。