この冬一番の強い寒気の影響で県内各地冷え込みました。朝から出動依頼が相次いだJAFに密着しました。
まだ薄暗い10日午前7時前、西区のJAF広島支部では現場への出動に備えて長靴などを準備していました。
JAF広島支部・今川隆司さん「雪関係ですと滑って身動きが取れなくなったとかスリップして溝にハマるとか」
JAF今川さん「(出動)指令を受信しました」早速向かったのは安佐南区、凍結した路面で車が動けなくなったといいます。
しかし突然、停車しました。
「今川です」
「キャンセル(になった)」
救助を依頼した車が自力で脱出できたとのことで急きょキャンセルに。
Qこういうことはある?
JAF今川さん「雪の日はけっこう多い。今回のように(道路に)塩をまいたから雪がとけて進めたとか」
しかし、依頼は相次ぎ今度は安佐北区へ。前のタイヤが溝にハマっていました。スタッドレスタイヤを装着していましたが、凍結した上り坂でタイヤが空回りしたといいます。
取材中にも…
矢田息吹記者「ああ、スリップしています。目の前で車がスリップして坂道を登れていない状況です」
タイヤが溝にハマった車は車体を上げて無事に救助完了です。
県警によりますと9日から10日朝にかけて凍結などが原因とみられる事故は県内で35件発生しているということです。
JAF今川さん「日陰だったり橋の上だったり突然凍っていることもあるので速度を控えて車間距離をとって運転することをおすすめします」