2カ月後に迫った交通系ICカード「PASPY」廃止後の対策を求め、市民団体が署名活動を行いました。
「PASPY」は3月29日にサービスを終了するため、広島電鉄の新乗車券システム「モビリーデイズ」や「ICOCA」などの全国交通系ICカードへの切り替えが必要となります。
このうち「モビリーデイズ」のチャージは当面の間、スマホかバスセンターなどの窓口でのみ可能になります。
市民団体はスマホを持っていない高齢者などの利便性が損なわれるとして「PASPY」のサービス終了までに車内で現金によるチャージができるよう求める署名を呼びかけました。
広島の公共交通の利便性を守る会 利本克己代表「利用者のことを考えないで企業の都合で決めてしまうのは大きな問題、公共交通なので」
集まった署名は来月、各事業者との調整を行う広島市に提出する予定だということです。