被爆80年となる今年最初の定例会見で湯崎知事は、核兵器禁止条約締約国会議について「石破総理にオブザーバー参加を求めたい」と話しました。
先週、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表委員らと面会した石破総理は、被団協が求める核兵器禁止条約締約国会議へのオブザーバー参加について明言しませんでした。
湯崎知事は会見でアメリカの「核の傘」のもとにありながらオブザーバー参加しているドイツを例に挙げ、日本も十分参加できるとの
考えを示し石破総理に要請したいと話しました。
湯崎英彦知事「(ドイツは)「核兵器国と非核兵器国の橋渡しのためにやっている」(と話す)それって日本政府の役割だと思うので(日本政府には)核兵器廃絶に向けての力強いリーダーシップを発揮していただきたい」