新NISAが始まって丸1年となりました。そもそもNISAとはどういった制度かと言いますと、通常、投資で得た利益に対しては
およそ20%の税金がかかります。一方で、NISAは国が作った税金の優遇制度で投資で得られた利益は非課税となるんです。
去年1月からさらに制度が拡充した「新NISA」。広島の現状はどうなっているのでしょうか。
ひろぎん証券 石田裕昭本店長「新NISAが本格的に始まって前年度に比べたら口座の開設も倍近くになった。投資をはじめてする人がかなり増えてきた。今為替がかなり円安になっていますので、今どちらかといえば海外に向けた投資をされている方のパフォーマンスが現時点ではいい」
去年1月から年間投資枠や非課税保有限度額が引き上げられるなど制度が拡充したNISA。運用を始める人も増えたといいます。
60代「(上限)金額が大きくなったので使いやすくなったのと、やっぱり税金がかからないところがいいですね」
50代「去年くらいから。銀行さんに勧められるまま…」
70代「実際利益はあったと思う。銀行の普通預金に預けるよりははるかによかったと思います。これからどうなるかはわからないですが」
一方で、こんな意見も…
20代「口座開設まではやったけどもう口座開設しているからいつでもいいかなと思ってそのままになっている」
20代「仕組みがよくわからないので手を出せない」
40代「そもそもNISAがどういうものかを自分で把握していないのと、どこに必要性が自分にあてはまるのかがピンと来ていない」
これからNISAを始めるとしたら?
ひろぎん証券 石田裕昭本店長「初めてやる方は、少額から分けて始められたらよろしいんじゃないかと思います」
新たに始める人もすでに運用している人もしっかりとした情報収集が重要です。