トラック運転手不足が物流の課題となる中、専用の飛行機を使って貨物を運ぶ試行運航が広島空港で初めて行われています。
試行運航はヤマトホールディングスとJALグループが連携し、県の補助のもと行われているものです。
北九州空港を出発した貨物専用の飛行機が広島空港を経由し成田空港に向かいます。専用機を使うことによりトラックの運転手不足による輸送力低下の解消に加えスピード輸送が可能になることで、生鮮品などの販路拡大が期待されるということです。
専用機は広島空港で生鮮品、半導体部品などおよそ500kgを積み込んだあと成田空港へ向けて離陸しました。
ヤマト運輸 鈴木達也部長「お客さまのニーズとして航空で運ぶことがどのくらいあるか見定めることが大事。空港からのオペレーションができるかを確認して定期就航に向かっていきたい」
県などは来年度中の定期就航を目指すということです。