覚醒剤を営利目的で所持したうえ販売していたとして暴力団組員の男が逮捕されました。
指定暴力団侠道会傘下の長江組組員の男(49)は去年11月、広島県三原市の路上で50代の男性に覚醒剤を販売した疑いがもたれています。
警察によりますと、男が覚醒剤を販売していたとの情報をつかみ逮捕状を請求して捜査していました。
20日、三原市内で男に声をかけたところ小分けの袋に入った覚醒剤などを持っていたため、営利目的で所持していた疑いで現行犯逮捕しました。
男は営利目的での所持については「持っていた覚せい剤は自分のものに間違いないが、なぜ持っていたかは言えない」とし、販売については「黙秘します」と供述しています。
警察は男の尿を検査したうえで、男の自宅と組事務所を家宅捜索し、覚醒剤の入手経路や組織的な関与について捜査しています。