去年9月、アメリカから乾燥大麻4.9キロ(末端価格2450万円)を輸入した疑いでベトナム国籍で広島県福山市に住む留学生の男(22)が送検されました。
警察によりますと、関西国際空港に到着した国際宅配貨物の検査をしたところ、音響機器の中に乾燥大麻が11袋隠されていたことがわかりました。
税関から通報を受けた広島県警が去年10月、荷物の受取人になっていた男の自宅を家宅捜索したところ、麻薬に指定されるケタミンが15グラム見つかり、男は逮捕されていました。
送り主と男は荷物について秘匿性の高いアプリでやりとりしていたということです。
男は「知人から荷物の受け取りは頼まれたが中身は何か聞いていない」と容疑を否認しています。
警察は男が乾燥大麻を密売目的で輸入したとみて捜査しています。