「ネバダデー」被爆者ら座り込み オブザーバー見送り「なぜ日本だけ」 広島

広島

アメリカのネバダ州で初めて核実験が行われてから74年の27日、被爆者たちが平和公園で核兵器廃絶を訴えました。

平和公園には県原水禁や県被団協のメンバーら約60人が集まり、横断幕を掲げて座り込みを行いました。

県原水禁などは政府に対し2017年に採択された「核兵器禁止条約」への署名・批准を求めていますが、3月に行われる締約国会議へのオブザーバー参加について政府は見送る方向で検討しています。

県被団協 箕牧智之理事長「日本だけできないということはない。なぜそれをできないのか心の底からしゃべってもらいたい、総理には」

政府内では、自民党議員の会議への参加が可能かどうかについて検討しているということです。