広島ホームテレビ

広島県廿日市市で高速道路の工事現場の足場が崩れ、２人が死亡、３人がけがをした事故で、警察が２８日午前から実況見分を行っています。

２７日午後３時半ごろ、廿日市市吉和で、中国自動車道の橋の工事のために組んでいた吊り下げ型の足場が突然崩落しました。

足場を設置する作業をしていた男性５人が高さ約２０メートルから転落し、福山市の会社員　年清友浩さん（４９）とインドネシア国籍で島根県益田市の会社員　トリス・リズキ・アクバル・レフォルマンシャーさん（２６）が死亡、５０代の男性が重傷を負い、２０代の男性２人がけがをしました。

警察は２８日午前９時半ごろから実況見分を始めました。

当日の作業工程などについて業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を進めています。

実況見分のため、中国自動車道の戸河内インターと吉和インターの間の下り線が午前９時半から正午まで通行止めになりました。