2023年8月6日の原爆の日に、中核派の活動家5人が集団で広島市の職員に対し暴行を加えた事件の裁判で、市の職員が「同僚にぶつかったところを目撃した」と証言しました。
大阪府の冨山小太郎被告(38)ら中核派の活動家5人は2023年8月6日、広島市中区の原爆ドーム北側で広島市の職員に対し集団で腕を組んで体当たりし、押し続ける暴行を加えた罪に問われています。
10日の初公判で被告らは「無実であり国家権力のでっちあげだ」などとして無罪を主張しました。
29日の裁判では市の職員2人が参加し、原爆ドーム北側で警備をしていたところ白いヘルメットを被った集団が同僚にぶつかり飲み込まれたところを目撃したと証言しました。
次回2月4日の裁判で証拠調べが行われる予定です。