来年度から実証事業 経済効果試算へ JR芸備線 再構築協議会 広島

広島

JR芸備線の一部区間について存廃を議論する再構築協議会の幹事会が開かれ来年度始まる予定の実証事業などについて話し合われました。

協議会では備後庄原から備中神代までの区間について鉄道として残すかバスに転換するかなど存廃問題を議論しています。

29日の幹事会では今月から沿線住民などに実施しているアンケートの実施状況などについて中間報告が行われました。

この結果などをもとに地域経済効果を試算するため来年度行う予定の実証事業について沿線自治体からはダイヤ改正や増便などを盛り込んでほしいなどの要望が出ました。

広島県 地域政策局 岡田浩二局長
「芸備線の価値を最大限追求することが求められるフェーズだと思うのでダイヤの改正等をJRにご協力いただくことが前提だと思っている」

協議会では実証事業などを経て開始から3年以内の2026年度中に存廃の結論を出す予定です。