県外に出る「転出者」が県内に入る「転入者」を上回る「転出超過」について、広島県が4年連続で全国ワーストとなったことがわかりました。
総務省の人口移動報告によりますと、広島県の去年の転出超過は1万711人で4年連続で全国最多となりました。
転出者は5万4100人で前の年よりも3.5%減っていますが、転入者も前の年より2.8%減っています。
また、今回の調査では国外との転出入などを含めた「社会増減数」が初めて公表され、広島県は全国で10番目に多い2352人の減少でした。
湯崎知事は「今回の公表方法が改められたことは評価したい」とした一方、「実効性の高い対策を来年度以降集中的に講じていく」と
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