「社会に出る前に金融の知識を」高校で出張授業 広島

広島

社会へ出る前に金融の知識を学んでもらおうと広島信用金庫が高校で出張授業を行いました。

広陵高校の2年生約40人が参加した授業では、広島信用金庫の職員がクレジットや奨学金などの仕組みを説明したほか、マルチ商法や闇バイトに注意するよう呼びかけました。

広島信用金庫が高校生を対象に「金融教育」の授業を行うのは初めてです。

広陵高校 重谷玲音さん「普段ローンとか奨学金という言葉を聞きはするんですけど、あんまり内容を理解していなかったので、大人になっていく上でやっぱり知っておかないといけないことなんだろうなと」

広島信用金庫 プライベートバンキング室 横山晃室長「普段からお金に携わっている人間がこうやって伝えることでよりリアリティを持って伝えられればよいかなと。豊かな未来を作ってもらいたいなと思っています」

「金融教育」は2022年4月から高校の家庭科などの授業で必修化されています。