被爆・終戦80年 広島県が平和の取り組みを発表

広島

広島県が被爆・終戦80年の平和の取り組みを発表しました。

アメリカ元大統領の名前に因む「ウッドロー・ウィルソンセンター」が核分野の研究者を世界から募り9月に実施する集中合宿に県も連携します。被爆の実相に触れてもらい核研究への視点を広げてもらうという狙いがあるということです。

また20年ぶりに広島で開催される国際的な科学者が核兵器廃絶に向けて話し合う「パグウォッシュ会議世界大会」に広島市と連携して取り組むことにしています。

このほか広島大学と連携して人材育成に力を入れるなど国際的な平和への発信力を強化します。

県の被爆・終戦80年の平和事業への取り組みは全体で約2億6千万円の予算を見込んでいます。