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5日、労働団体の連合広島は、今年の春闘で、経済団体に対して去年に続いて５％以上の賃上げを行うよう要請しました。

5日、連合広島の大野会長は広島県経営者協会、広島県商工会議所連合会、広島県商工会連合会、広島県中小企業団体中央会の４つの経済団体に
春闘の要求項目である賃上げなどを要請しました。

賃上げは５％以上とし、大手企業との賃金格差が大きい中小企業については６％以上の賃上げを求めています。

【連合広島：大野真人会長】
「労務費を含めた適切な価格転嫁が実現しなければ、中小企業に賃上げの原資はうまれない。広島県が推進しているパートナーシップ構築宣言にむけて、各経済団体から加盟企業に向けて、浸透できるように働きかけをお願いした。」

物価の高騰で、実質賃金もマイナス傾向となっており、今年の春闘では中小企業も含めて物価上昇を上回る賃上げが実現できるかが焦点となっています。
連合広島加盟の労働組合に対する集中回答日は、３月の中旬ごろとなっています。