“最強寒波” 広島県内への影響は

広島

広島市内でも雪を降らせた今季最強寒波。県内ほとんどの地点で氷点下を観測しました。

ロードサービスを提供するJAFではこの寒波を警戒して慌ただしい朝を迎えていました。

JAF広島支部 戸田誠さん「きょう忙しくなるなって予想して早く出勤して早く準備みたいな」

すると30分後・・・安佐北区への応援の連絡が入り、すぐさま駆け付けました。

スタッドレスタイヤをはいていない車が凍結でスリップしてタイヤが曲がっていました。レッカー車に乗せ任務完了です。

戸田さん「早朝は前の日降った雪が凍結していたりとかそういうのが怖いですよね。朝は通勤の方が車で動かれる時間帯なので」

続いての依頼は北広島町。雪の勢いも強くなり現場に急ぎますが・・・

戸田さん「取り消しになっちゃいましたね。脱出できたみたいですね」「まずはご自身の車のタイヤの状態を確認していただいて、運転する際は、急ハンドル急ブレーキ急発進は避けていただいてゆっくりした操作を心掛けていただきたい」

県北の庄原市高野町では除雪車が懸命に雪をかき分け、住民も朝から除雪作業に追われていました。

「こんなもんですよ毎年。けさもっと降ってるかと思ったけど、これぐらいで済んでよかったなと」

この冬一番の強い寒気大雪の予報にホームセンターでは・・・

ユーホー庄原店 石田雅紀店長「今週は雪に備えて月曜日が一番売り上げがよかったですね。雪に備えて灯油とか凍結防止剤を買われる人が多かったですね」

こちらの店では客が準備に備えた月曜日、いつもの1.5倍の売り上げとなったということです。

灯油を買った女性「わたしのところじゃなくて高齢者が停電があったら困るから買ってきてくれと」

農家直売所では持ち込まれる野菜が平日の10分の一に減っていました。

朝どり市 信清和雄さん「生産者が動きやすい気候になればかなり出てくると思うんですが、それまではちょっと。今週いっぱいは無理かなと」