去年、初めてドローンで実施された原爆ドームの劣化に関する調査の結果が発表されました。
原爆ドームでは1992年から3年に1度劣化状況の調査が行われています。
10回目となった去年、目視より精密な調査ができるとして外観の調査に初めてドローンが使われました。
調査結果は6日の会議で報告されひび割れの具合やドームの沈下・傾き具合など4つの項目で目立った劣化は認められなかったということです。
史跡原爆ドーム保存技術指導委員会 委員
広島大学三浦正幸 名誉教授
「ドローンの健全度調査の結果が信頼のできるもの実効性のあるものということが確認できた。」
ドームの補修については今のところ緊急性はなく今後、長く保存するため最新の技術を検討しながら
調査を続けていくということです。